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TV 実は節約を進めるあの人が日本経済をさらに悪化させる?! [経済]

海外産の低価格の商品にしても、
低価格化の世界競争の中での
国内産の多分のコスト削減の結果の低価格商品にしても、
そんな安い商品が存在することは、
収入の増加が無く税負担ばかり増す、生活が苦しい私達消費者にとって
ありがたいものと、喜んでいましたが、本当にそうなのでしょうか?

あなたがなんらかの商品を購入した際に支払う なけなしのお金がどこに行くのか?
あなたが貰う給料はどこから来ているのか? ・・・考えたことはありますか?

ちょっと考察。
商品の価格を解りやすく、材料費 人件費 設備など雑費 利益 と4つに分けてみます。
私たちが支払った代金がどこに流れるのか考えると、
まず、資源が乏しい日本ですので、材料費に相当するお金は
最終的にはほぼ、全てが海外に流れると考えるのが妥当でしょう。

残りの分は、その商品の製造過程の海外依存度、国内依存度の割合で
それぞれ、海外又は国内にお金が流通します。
つまり、純国産であれば、商品の代金のほとんどが、国内に回り、
逆に、純海外産であればほとんどが海外に流れる。

問題は、この先のお金の流通先です。
私たちが貰う給料は上で分類した人件費に当たりますので、
仮に、あなたが購入した商品が純海外産だとしたら、
あなたが支払った金額のほとんどが海外に流出し、
日本人の給料にはほとんど反映しないということに。

逆に、部品から組立、販売まで全て国内企業依存であれば、
部品製造したところ、組み立てたところ、
販売したところの社員の給料に反映するということ。

つまり私たちが、節約 節約とばかりに安い海外産ばかり頼っていくだけでは、
確かに、一時的には家計の助けになるかもしれないが、
少し先を、それこそ、次に給料を貰う一ヶ月先を考えると、
最終的には、これらの行為が自分の給料を減らす要因になりかねないということに。

だから、更なる節約が・・・
するとこのままでは、日本企業の商品がさらに売れずらくなくなり、
国内企業は、社員の雇用を守り、さらに会社の収益を維持するためにも、と
日本国内の人件費も含めて、さらなるコスト削減を求められるようになります。
その結果、給料が上がらないとか、派遣労働者のように人件費の低い労働者が増えるとか。
企業のコスト削減については、前回の話題の中でも述べていますが、
結果、節約という行為が、ここでも私達日本人の給料に好ましくない影響を。

一方、輸出品に関してはもちろん、全く逆の見方になるので、
海外に流通した金額の分はその海外の人達に、日本国内産の物を
購入してもらえれば問題ないのだが、
そもそも海外産の安価な商品は、その地域の人件費が日本よりも低いから
商品が安くなっているのが一番の要因であるのだから、
結果、その地域の所得が日本よりも低いのは当然。
日本人でさえも、高いからと、日本国内産の商品に手を出さないのに、
その地域の人達に、日本国内で流通している高めの価格での購入を
期待するのは、無理なこと。

結果的に言えることは、前回の話題の中でも述べたように、
上で述べた地域で売り上げを上げるためには、
それこそ、一段と厳しいコスト削減を実施して生産した日本国内産か、
その国、又はその国よりも所得の低い地域で
日本企業の運営の元で製造したり販売したりして、
そんなグローバル企業のみが利益の一部を回収するのが精一杯。

節約ということで、海外産の安い商品を購入した場合、
国内依存度の高い商品を購入したときと比べて
その時に海外に流通した金額を取り戻すのに、
同じ程度の商品をいったい、海外で幾つ売り上げたら元が取れるのだろうか?

世界中が好景気に沸いていて、
新興国なんかは、それこそ、とてつもない急成長を遂げていた時ならいざ知らず、
現在、そしてこれから成長が鈍化、下手をしたらマイナス成長の懸念すらあり
消費がどんどん落ち込んできている今、
実に効率の悪い話だと思えるのですが。

実際の商品の流通はもっともっと複雑なので、これだけで、全てを結論付けるのは、
おかしいとも思いますが、かといって、
これだけのマイナス要因を全て補ってプラスにもっていくことが、どんなに大変なことか、
ということは、頭のどこかに常に持っていてもらいたいです。
ただただ、この先の日本経済をそして、私達自身の給料を悪化させないためにも。

それに、昨年までの数年間の好景気と言われていた中で、
日本人の平均所得(給料)がなかなか上昇してこなかったのも
前回の話題とあわせて、このあたりに要因があったのではないでしょうか?

・・・さて、とはいえ、現状 この先の経済には多くの不安が山積していて、
家計をうまく切り盛りしていかないといけないと言うことも承知。
重要なのは、
ただただ、安いもの安いものへというだけでの節約ではなく、
自分達の給料に悪影響を軽減できるよう、
本当に頭を使った節約をしていくべきだということです。

今度は、そんな実りある購入術なんかも議論してみたいです。

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